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用語編

御本手・ゴホンテ

明るい斑点状の色模様の出た焼き物の事を言います。白い素地にほのかなピンク色の斑点が出来る御本手は目を見張る思いが致します。これは土の中に含まれている鉄分その他の成分が還元と酸化の微妙な領域にのみ発色する現象であり、有る程度意図的に又自然任せの産物であり、土と炎の出会いから生まれる模様です。

二本筆・ニホンフデ

高台の縁の外側等に筆を二本同時に持って二重線を描く技法の事を言います。この作業は通常の製作工程の上に施される工程であってこの工程を経た品はそれだけ手の込んだ品だと言う事が出来、上手の品に多く描かれた様です。

ベロ藍・ベロアイ

ドイツ(ベルリン)からの輸入された、人工呉須(人工コバルト)の事です。

二重高台②・ニジュウコウダイ

正式には、二重高台①の事を指す様ですが、伊万里等の高台部分が画像の様になっている場合にも二重高台と表現する場合があり、主に上手の品に多い様です。

二重高台①・ニジュウコウダイ

高台の一種で、二重高台の造りは畳付け部分に溝が入り高台が二重になっているものを言い、志野焼・唐津焼に多い高台だそうです。

三日月高台・ミカヅキコウダイ

高台の縁の畳付きの部分の幅が均一で無く、三日月の様な形になっている物を言います。(桃山期の唐津の作品に多い様です。)

裏白・ウラシロ

皿等の裏に呉須等が描かれてなく真っ白な状態の物を言う言葉。裏白だから良くないと言う訳では無いですが、一様に下手の品に多いのも事実で手の込んでいない作品に多い様です。

白抜き・シロヌキ

元々別の所で説明している墨弾き技法の事を指す言葉の様ですが、画像の様に呉須(染付)などでまわりを描き、素地の白を残す事により表現する方法の事も白抜き技法と呼ばれる事もあり、この方法と墨弾き技法とを区別して表現される方もおります。

墨弾き・スミハジキ

墨を用いて白抜きの文様を描く方法の事で、通常は、磁器染付の藍地に白線の文様を施す場合に用いる様です。まず素地に墨で文様を描き、その上から全面に呉須で着色すると、墨には呉須を弾く性質があり、これに施釉して本焼きすると、墨は高温で焼けてしまい結果的に墨で描いた文様が白い文様となります。

生掛け・ナマガケ

素地を素焼きする代わりに陰干しし、その後釉薬をかけて焼く技法の事。(初期伊万里等に使用されている事が多い。)