だるま夕日の見える町 古美術 源氏庵
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源氏庵の独り言
骨董豆知識
骨董屋さんが、品物を仕入れる場合には、大きく分けて三通りあります。
個人から直接仕入れる場合と、同業者から仕入れる場合と、そして全国の色々な場所で開催されております骨董業者の集まりによって構成される古美術交換会市場(骨董市場)にて仕入れる方法があります。
今回は、通常耳にする事が無い骨董用語や古美術交換会市場(骨董市場)に付いて独り言を呟いてみました。
(※今後も色々と思いつくままに独り言を掲載していくつもりですので、お楽しみ下されば幸いです。)

ご質問・ご要望など御座いましたら、こちらよりご連絡を頂ければと思います。
判る範囲で御答えさせて頂き、「源氏庵の独り言」ページの充実を図って参ります。
ご質問やご要望など、どんどん受け賜っております。よろしくお願い致します。

用語篇こちらでは、骨董用語のほんの一部をご紹介したいと思います。
難しい言葉などは出来るだけ使っていないつもりです。
ご気軽にご覧頂けましたら幸いです。
窓明き・マドアキ
お皿などに絵付けをする場合、窓の様な白抜きを施す事。またその窓形の額の中に一つの絵が描かれます。
中には作成途中、又は手抜きかと思うような何も描いて無い物も稀に見ることがあります。
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ホツ・ホツレ
窯出し後、何らかの外傷によって皿縁や高台等が表もしくは、裏のみ欠けている状態を言う。
(尚、私の場合には、表から裏まで完全に欠けている場合には、カケと表記し、ホツとは別扱いにしております。)
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入・ニュウ
ひび割れのことで、ひび割れが表から裏側まで抜けており、お皿等を指で弾くとビンビンと少しおかしい音がしますので、すぐ入(ニュウ)が有ることが判ります。
(ニュウの場合は、肉眼でも比較的判断できると思います。)
但し、陶器等の土物は絶対に指で弾いてはダメです。もし弾く時は、お店の主人や持ち主に許可を得てからの方が(エチケットとして)無難です。
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貫入・カンニュウ
釉薬(うわぐすり)や胎土のどちらかだけにひびが入っており、表から裏まで抜けておらず、案外肉眼では見辛いものが良くあります。
照明のあて具合や見る角度をかえることにより良く見る事が出来ます。
作為的に最初から作る場合もあり、陶器物(つち物)の場合には、景色として楽しむ場合もあります。
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アマ手・アマテ
全体に貫入(カンニュウ)が入っている物。
これは、焼成時における素地と釉薬との収縮率の違いから生じた物で生れ付きの物ですので傷の対象には成りませんし、使用等にはあまり問題ない物もありますが、いずれにしても丁寧に扱ってもらいたいです。
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丸紋・マルモン
丸い輪を描いた文様のことです。
丸の中にパターンの違う模様が入ってたり、丸が重なっていたり色々です。
又、この文様は大変人気のある文様であり、人気の品の目安とする事もあります。

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窯疵(傷)・カマヒ・カマキズ
お皿等を造る過程に(ろくろで成形した後や窯で焼いてる途中で)出来た疵(キズ)の事です。
普通の傷と違い、見分け方は、欠けたりヒビが入っていたりしても、その傷(キズ)が釉薬(うわぐすり)の下にあること。
窯疵については、私の場合、窯から出た後についた後天的なキズとは一線を画して考えております。生まれながらのその姿が、傷ではなく、お皿の個性ではないかと考えます。
現状では、キズと見る方もおりますが、古き物を扱う者にとってはとても淋しい事です。
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ひっつき・ヒッツキ
焼成時において、他の器もしくは、他の器の釉薬等(不純物)が溶けてくっついた物で、通常は、傷の対象にはなりません。
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埃跡・ホコリアト
ひっつきの一種ですが、焼成時における埃等が器の表面に溶けてくっついた物。
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けむり
素地の上に、黒っぽい霞がかかったかの様な染みが出来る現象の事。
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トリアシ
高台の内側に入るカンニュウやニュウの事を言い、ニュウの入っている形が鳥の足跡に似ているのでこの様に呼ばれている。
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剥がし跡・ハガシアト
骨董用語と言えるかどうか判らないが、窯出しの際に高台の底部分が旨く剥がれずにホツレた様な状態になる事。
この現象を傷の対象にする人もいるが、窯疵の一種と考えたいものであります。

目跡・メアト
ハリ支え跡(はりささえあと)の事。
器の底が焼成時に垂れるのを防ぐために置かれた円錐状の素地をハリと呼びそのハリを焼成後にとりのぞいた跡のことでハリ目跡(はりめあと).やハリ支え跡とも言う事があります。
(この目跡がホツレの様に解釈される場合もあるが、製作途中に出来る事から原則として傷の対象にはなりません。)
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金継ぎ・金直し
直しの方法の一種で、欠けた部分を漆で補修し、漆が乾き切るまでにその上から金粉を撒いて金で補修したかの様に補修する方法で、金粉の替わりに銀粉を使用した場合には、銀継ぎ(銀直し)と言います。
(この場合には、傷の直しと見るのでは無く、景色のひとつとして捉える場合が多い。)
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片身替り・カタミガワリ
焼き物の上下・左右で文様や焼け具合が違っている物。
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見込み・ミコミ
茶碗や皿の内側部分や中央部分の事を言い、特にこの一点と言う事では無く、漠然とした対象です。
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高台・コウダイ
茶碗や皿・鉢等の底に付いている台の事。
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呉須・ゴス
青や藍色の染付の為に使用される顔料の事で下絵付けとして使用される事が多い。(天然の化合物でコバルト化合物を含む。)
幕末期にヨーロッパから人工的な顔料が安く輸入されるまでは、中国から輸入される天然の顔料しかなく、当時は、大変高価な品で金以上の価値があったと言われます。

素焼き・スヤキ
成型した素地を乾燥させ、千度以下の温度で下焼きした状態。
主に素焼きした後に絵付けをする場合が多く、この作業をする事により、器の強度も増し又絵付けもし易くなります。

生掛け・ナマガケ
素地を素焼きする代わりに陰干しし、その後釉薬をかけて焼く技法の事。
(初期伊万里等に使用されている事が多い。)

墨弾き・スミハジキ
墨を用いて白抜きの文様を描く方法の事で、通常は、磁器染付の藍地に白線の文様を施す場合に用いる様です。
まず素地に墨で文様を描き、その上から全面に呉須で着色すると、墨には呉須を弾く性質があり、これに施釉して本焼きすると、墨は高温で焼けてしまい結果的に墨で描いた文様が白い文様となります。
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白抜き・シロヌキ
元々別の所で説明している墨弾き技法の事を指す言葉の様ですが、画像の様に呉須(染付)などでまわりを描き、素地の白を残す事により表現する方法の事も白抜き技法と呼ばれる事もあり、この方法と墨弾き技法とを区別して表現される方もおります。
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裏白・ウラシロ
皿等の裏に呉須等が描かれてなく真っ白な状態の物を言う言葉。
裏白だから良くないと言う訳では無いですが、一様に下手の品に多いのも事実で手の込んでいない作品に多い様です。
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三日月高台・ミカヅキコウダイ
高台の縁の畳付きの部分の幅が均一で無く、三日月の様な形になっている物を言います。
(桃山期の唐津の作品に多い様です。)

二重高台 Ε縫献絅Ε灰Ε瀬
高台の一種で、二重高台の造りは畳付け部分に溝が入り高台が二重になっているものを言い、志野焼・唐津焼に多い高台だそうです。
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二重高台◆Ε縫献絅Ε灰Ε瀬
正式には、二重高台,了を指す様ですが、伊万里等の高台部分が画像の様になっている場合にも二重高台と表現する場合があり、主に上手の品に多い様です。

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ベロ藍・ベロアイ
ドイツ(ベルリン)からの輸入された、人工呉須(人工コバルト)の事です。
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二本筆・ニホンフデ
高台の縁の外側等に筆を二本同時に持って二重線を描く技法の事を言います。
この作業は通常の製作工程の上に施される工程であってこの工程を経た品はそれだけ手の込んだ品だと言う事が出来、上手の品に多く描かれた様です。

御本手・ゴホンテ
明るい斑点状の色模様の出た焼き物の事を言います。
白い素地にほのかなピンク色の斑点が出来る御本手は目を見張る思いが致します。
これは土の中に含まれている鉄分その他の成分が還元と酸化の微妙な領域にのみ発色する現象であり、有る程度意図的に又自然任せの産物であり、土と炎の出会いから生まれる模様です。
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焼継ぎ・ヤキツギ
ニュウなどに低火度で溶融する透明ガラスをかけて接着する方法です。

漆継ぎ・ウルシツギ
ホツレた部分等を漆で補修する事。
この漆の上に金粉を振り掛けた場合には金直し、銀粉を振り掛けた場合には銀直しと言います。

蛸唐草・タコカラクサ
ご存知、古今東西不滅の人気を誇る柄であり、唐草の文様の一種ですが、見た目、蛸の足の様に見える事から蛸唐草として呼ばれている文様で、時代によって唐草の模様の太さ・文様・丁寧さ等が違っており、時代が下る程、線が細く、雑な描かれ方になってくる様です。(因みに掲載している文様は、江戸中期の蛸唐草文様です。)
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逆蛸唐草文様・ギャクタコカラクサモンヨウ
ご存知、古今東西不滅の人気を誇る蛸唐草の文様の一種ですが、白抜き技法を用い、蛸唐草の文様以外の部分を呉須にて塗り潰す事により、白地の蛸唐草文様を浮き立たせて表現する方法です。
大変手間の掛かる作業ですので、注文品や上手の品に多く描かれており、大概江戸中期の頃の作品と言えると思われます。
又、上記の様に手間の掛かる手法ですので現存している品も少なく、希少な品と言えます。
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花唐草文様・ハナカラクサモンヨウ
現在、蛸唐草文様以上に人気のある文様のひとつで、特にその文様の繊細さや美しさ等から女性に人気の文様です。
花と蔓を表現した文様ですが、蔓の形が唐草文様になっている事から花唐草文様と呼ばれております。
この文様も蛸唐草文様と同様に時代が下って来るに従い、丁寧さや繊細さが無くなってきます。
一概には言えない事なのですが、花唐草文様→萩唐草文様→微塵唐草文様→蕨手文様と時代によって変化して来ている様です。
(尚、掲載している画像は、江戸中期の頃の花唐草文様です。)
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萩唐草文様・ハギカラクサモンヨウ
花唐草文様と同じ柄と思ってもらって結構ですが、花唐草と違い花が描かれて無く、唐草のみの文様となっております。
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鎹継ぎ・カスガイツギ
陶磁器の割れ部分を接着する方法のひとつです。
接着する部分の左右に幾つかの小さな穴をあけて、小さな鎹(かすがい)にて接着する方法です。
穴をあける時に内側まであかない様にする事や、鎹のみで水が漏れない様に接着する技術等、高度な技術が要求される接着方法です。
又、この方法は、中国人が得意とする方法で、古来より系統の方々が各地に赴き、割れた器等、その場で直接直す商いをしていたそうです。
(この鎹継ぎの品を見る度に、昔の人々の技術の高さと品物を大切にする心が伝わってきます。)
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微塵唐草文様・ミジンカラクサモンヨウ
萩唐草文様が進化?した文様で葉っぱの部分や蔓の部分等がより簡略化されており、江戸後期以降に登場した文様です。
しかし、今では萩唐草文様の品が市場にあまり出回らなくなった為か、又、そのすっきりとした図柄のせいか、最近人気が出てきた文様で将来有望な文様です。
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蕨手文様・ワラビテモンヨウ
微塵唐草文様が更に進化?した文様で、葉っぱも蔓の文様もよりより簡略化されて来ており、その蔓の形が、蕨(わらび)の形に似ている事から蕨手と呼ばれております。
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時貫・ジガン
陶磁器全般に生じる現象ですが、生まれ付きのニュウやカンニュウ等と違い、長い年月を経る間に四季や朝夕の温度差等から素地と釉薬の収縮率の違いによって自然に生じるカンニュウの事を表す言葉です。
このジガンについては、傷と言う人もおられますが、一般的には、傷の対象にはせず、時代を経た証拠として又、景色や見所として捉えていただきたい所です。
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骨董市場篇この場では、通常耳にした事が無いと思われる骨董市場での用語を説明致します。
(尚、各地で呼び方や使い方に違いがある事を踏まえた上でお読み下さい。)
発句(ほっく)
市場の中で品物を競る場合のスタート価格(競り人が最初に品物に付ける価格。)

競り人・発句人
競りのスタート価格を付ける人の事で高すぎず安すぎず競り声の掛かり良い価格を提示する人の事で、ある程度各地の市場の相場や品の価値が判る人で無いとする事が出来ず競り人によってその市場の売り上げが決定すると言っても過言では無いです。

本歌
本物の事。

初品(うぶひん)
骨董屋さんや初出屋さんが直接、個人から仕入れた品でまだ第三者を介してない品の事で、通常の品の売買より人気があり、結構高い値段が付く事が多い。

はたし
各地の骨董市場を巡り、各地の相場の違いによって品を売り買いする事を生業とした古物業者の方の事を言います。

成り行き・前売り
この表現には、各地色々あって限定は出来ませんが、市場の中で成り行きで売る品で、通常売主の意向は、関係無く、買い方の競りの声が止まった価格にて取引されるやり方。

本番
成り行きとは違い、買い方の競り声が止まった価格であっても、売主の希望価格に達しない場合には、売らない事を選択する事が出来るやり方。

売り方
市場に品物を持って来て品物を売る立場の人。
(通常売り方と買い方は一緒の場合が多い。初品会の場合には、売り方と買い方とは、はっきり分かれている。)

買い方
市場に品物を仕入れに来る立場の人。
(通常売り方と買い方は一緒の場合が多い。初品会の場合には、売り方と買い方とは、はっきり分かれている。)

のべ
分割払いの事。
高額商品の取引や会員制の市場の場合には、延払い(分割払い)にする場合があり、この場合には、買い方と売り方双方に対して分割払いになります。

しょんべん
買い方が一度競り落とした品をキャンセルする行為。
(市場では決してしてはいけない行為で、市場の出入りを禁止される場合があります。)

さくら・てこ
売り方が買い方と組んで故意に落札価格を競り上げる行為。
(市場では決してしてはいけない行為で、市場の出入りを禁止される場合があります。)

さしこみ
売り方の品の中に、買い方の品をいれて、さも売り方の品として売る行為。
(通常、贋物や新物を差し込む場合が多い。)

コムカイ
市場をかいさずに売り方と買い方が直接取引きする行為。
(市場では決してしてはいけない行為で、市場の出入りを禁止される場合があります。)

盆中・ボンチュウ
品物を競台まで流す(移動さす)時に大体『もろふた』(昔は木製でしたが、今は殆どプラスチック製)に品物を入れて流します。
通常は、もろふたに何点か品物を入れ、競台に上がった時には、1点づつ競るのですが、競り人が1点では値段が来ないと思った時には、もろふたの中身を纏めて競る場合があります。
その折りには、『盆中』で幾らと競る場合があります。
慣れれば説明する程の事では有りませんが、突然聞いた折りには驚く事と思います。


次は、市場へ出入りする為の注意事項です。
(あくまで私の主観による独り言ですので参考程度にお読み下さい。)
《市場に出入りするには・・・。》
先ず、最寄の警察署に行って、古物商の許可証を取って下さい。
(詳しくは、古物商の担当の方に必要事項を聞いて下さい。)
成人であって犯罪をおこす恐れの無い方で骨董業を生業にしようと言う意志のある方でしたら大概もらう事の出来る免許です。
(製造され、一度取引された物以外は、すべて古物営業法に基づく古物と言い、古物を売買する場合にはこの古物商の許可証が必要です。)
古物商の許可証を貰えてもそのまま市場に出入りする事は出来ますが、まず最寄の骨董屋さんと知り合いになり、市場に出入りしている骨董屋さんの紹介やお手伝いとして市場に出入りし、会主に面会して会主からの古美術交換会の案内状を貰う事により初めて気兼ねなく市場に出入りする事が出来ます。
《市場でのルール??》
品物の下見は、前日から出来る市場もあり、会主に連絡をとり下見が何時から出来るのか聞く事から始まります。
(買い方の場合には、下見は必要な事であり、勉強にもなりますのでなるべく早く市場に出向く事は大切だと思います。)
下見の場合、品物を触る場合には、持ち主に声を掛けて許可を得てから触って下さい。
その場合には、品物の取引価格や時代は聞いては駄目で、あくまで傷や出来(あがり)を見る為です。
(下見の段階で品物を破損したり紛失した場合には、持ち主の言い値で買い取る事が原則ですので下見のおりには、十分御注意を・・・。)
市場の競り方には、各市場独自の方法や競り声の掛け方がありますので事前に聞いておく事も大切です。
市場には、女性に対する偏見ではないので誤解してもらっては、困るのですが、スカートやフリルの付いた格好では出入りしない方が良いと思います。
(自分が気が付かない内に品物を引っ掛けて破損する場合がありますので・・・。)
市場での競りに参加する場合には、大概の市場にはありませんが極一部の市場には、サクラやテコ等が存在するのも事実ですが、市場で購入するおりには、自分の眼力がすべてですので、この品は、幾らまで競って良いと思った価格を超えた場合には、速やかに止める勇気が必要です。
(しかし、骨董品との出会いは、人の出会いと一緒で一期一会ですので無理して購入する度胸も必要なのも確かです。)
しかし、たまに、自分が競り落とした品の中には、目を擦った(自分の思いと違った品を競り落とした場合)もありますが、傷の有無(競りの最中に売り方が無傷保証をした場合に限る)をのぞきキャンセルする事は出来ません。
(もし、キャンセルした場合には、市場への出入りを禁止される場合があります。)
競り落とす時、又、競り落とした品に付いては、自己責任が伴いますのでご注意を・・・。
大概の市場は、現金決済が原則ですが、会員制の市場やすべて延(のべ)払いの市場も御座いますので御確認を・・・。
無事落札し、品物を受け取り一安心、でも買った商品に対する傷の有無のクレームは、品物を持って会場を出た時もしくは、清算が済んで品物を受け取った時以降には、交渉出来ませんので、品物を受け取った場合には、良く確認して下さい。
(引渡し後の交渉の場合には、故意に破損してクレームを付けていると受け取られる場合がありますので・・・ 。)

源さんからの独り言
 傷は、その品の価値を左右する大きな要因の一つですが、傷物も又、長い年月の中で篩いにかけられてきて現在まで残ってきた品ですので、傷も又、文様や景色のひとつとして眺め、傷の出来る過程や歴史を想像しながら眺めて見るのも楽しみのひとつではないかと思います。
この様な傷を直して再び使用し、又、傷を楽しむと言う心は、外国には少なく日本固有のもので一種日本が誇る伝統のひとつだと思います。
 使い捨ての今御時世ですが、今一度、昔ながらの日本の心を思い出して頂きたいと思います。
ご質問・ご要望など御座いましたら、こちらよりご連絡を頂ければと思います。
判る範囲で御答えさせて頂き、「源氏庵の独り言」ページの充実を図って参ります。
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